低用量ピルとステロイド系の薬を併用した時

低用量ピルは避妊や子宮の病気の治療、PMD等の改善に使われ、ステロイド系の薬は花粉症や蕁麻疹などアレルギーの症状でも使われます。使用目的が異なり、薬の成分も異なるので、自己判断で使って良いと考え併用した事後に、併用注意の但し書きをされていることに気付いた人もいるのではないでしょうか。併用注意となると、使ってはいけない様な気になり焦ってしまう気持ちもあるかもしれませんが、あくまでも併用注意なのです。禁止ではありません。
ステロイド系の薬の中には、低用量ピルの影響で分解を抑えられ身体の中から無くなるまでの時間が長くなるものもあります。そうなるとステロイド系の薬の効果が強まってしまう可能性があるので、注意が必要になります。そのため本来ならば、ステロイド系の薬を処方される前に低用量ピルを使っていることを医師に相談すれば、使用に関する注意などを聞くことが出来ます。しかし事後に気付いた場合は、焦って医療機関に行くのではなく、まず体調がいつもと変わらないのか、使用してから時間が経って体調に変化が出たのか等、しっかりと自身の体調の変化に気を配りましょう。あまりにも心配ならばいったんステロイド系の薬を薬の使用を中止し、診察時間内に医療機関へ行き、医師に相談してみましょう。薬を変更するか、そのまま使用していても大丈夫なのかの適切な判断をしてくれます。自分で勝手に薬の使用中止をして、症状が悪化しては意味がありません。不安ならば悩むよりもプロの意見を聞くことも大切です。
併用した事後に気付いから医師に相談して遅いということはありません。むしろ自分の身をしっかりと守る、という気持ちで併用の善し悪しを確認しましょう。